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自動車整備士の採用試験(実技・面接)で気を付けるべきポイント
新卒でメーカー系ディーラーや自動車メーカーの開発部門に自動車整備士として就職する際、どのような採用試験を受けることになるのでしょうか。最近では面接ばかりではなく、実技試験を課す企業も少なくありません。面接や実技試験をクリアするために気を付けるべきポイントについて解説します。
自動車整備士の就職時の流れ
自動車整備士として働くため、新卒でディーラーなどの採用試験を受ける際は、一人ひとりでのエントリーではなく、学校の専門教員からエントリーを行い、会社説明に参加、入社試験(筆記試験+適性試験)を受けて、面接、内定といった流れとなります。
このうち、筆記試験は社会常識を問うものがほとんどです。適性試験はSPIなどの簡単な性格テストと捉えておけば良いでしょう。自動車整備学校卒の場合はエントリー方式ではなく、学校を通じて求人に応募します。
また最近はメーカー系正規ディーラーや自動車メーカーを中心に、面接などとは別に実技試験を実施する企業が増えてきています。
通常は二級自動車整備士の資格を持っていることなどが条件とされますが、それとは別にその企業独自の実技試験によって技術力が試されるということです。
面接試験を受ける際のポイント
人物重視で採用するという企業は多く、面接は最も重要な選考試験です。これは実技試験があっても変わりません。自動車整備士の面接では真面目さや素直さといった性格面に加え、なにが得意かなど自分をしっかりとアピールできるか、コミュニケーション能力があるかといった点がチェックされます。数あるディーラーや整備工場の中から、なぜその会社を選んだのかもよく聞かれる質問です。
志望動機、自分のアピールポイント、学校やこれまでの経験を通じて学んできたこと、将来のビジョン、こちらから企業に対して聞きたいこと……などを整理して、しっかりと伝えられるように準備しておきましょう。
実技試験を受ける際のポイント
自動車整備士、サービススタッフ、メカニックなどの選考で行われる実技試験は、点検、分解、組み立て、調整、修理など整備士の仕事に関わるものが中心になりますが、受ける会社によって具体的な内容や傾向は異なります。
自動車整備学校では一般的な授業とは別に、就職時の実技試験対策を行っていることがあります。これに参加して個人練習を行えば、より万全な状態で試験に臨むことができるでしょう。
自動車整備士の採用試験では、まず面接に際してどのような受け答えをするかという対策を考えておくことが必要です。自分の中で整備士として働きたいという強い気持ちや意志があったとしても、それを的確に伝えられなければ意味がありません。東京自動車大学校では、面接、実技試験などの企業の採用試験に対応したカリキュラムを用意して、学生の就職活動のきめ細かいサポートを行っています。整備士として活躍できる安定した企業への就職を目指すなら、東京自動車大学校で学ぶことが役に立つでしょう。