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新卒で自動車整備士になる場合の就職活動の流れ
新卒で自動車整備士として就職する場合、就職活動はどのような流れで行うのでしょうか。就活スケジュールの流れを追って見てみましょう。
新卒で自動車整備士になる場合の就職活動の流れ
自動車整備士の専門学校(自動車大学校)に在学し、新卒で自動車整備士になるための就職活動の流れは次のとおりです。
エントリー
自動車整備士の専門学校の場合、エントリーは一人ひとりで行うのではなく、学校の専門教員からエントリーを行います。
企業説明、相談
企業(会社)説明に参加します。東京自動車大学校では「学内企業説明会」が行われます。これは数日間、100社以上の企業が参加してメーカーや各販社の採用担当者から直接企業説明を受けられるというものです。企業説明会で話を聞き、相談することで様々な企業について知ることができます。
受験企業決定
志望先調査は入学年から行われるので、多くの学生は当初から就職する企業についてのビジョンを持っています。さらに企業説明会を通じて多くの企業を知り、また自身でも調べることで第一志望の企業を決定します。
東京自動車大学校の進路課による履歴書の書き方指導、面接指導
第一志望の企業が決まったら、次に履歴書を書き、面接試験などの準備をします。学校の進路課には専任のスタッフがいますので、就職活動に関する相談に乗ってくれるほか、履歴書やエントリーシートの書き方指導、面接指導なども実施しています。指導を受けることでシミュレーションができ、気持ちの準備も整うでしょう。
筆記試験・面接試験・実技試験
企業での筆記試験・面接試験・実技試験に挑みます。筆記試験は社会常識を問うものがほとんどです。面接は最も重要な試験であり、自分の個性、意欲などをアピールできる場です。実技試験は企業によって設定されているもので、整備士としての技術力を見るための企業別の独自の試験が行われることがあります。
内々定・内定
内々定、内定を受けたら、1級課程の人は1カ月程度、その企業でインターンシップを体験することになります。2級課程も短期のインターンシップが実施されるケースもあります。
新卒で自動車整備士になるときの注意点
新卒で自動車整備士として就職するときは、以下のことにも注意しておきましょう。
メーカー系は1社しか受けられない
自動車整備学校では、メーカー系ディーラーなどの入社試験は学校からの斡旋で学生を受験させることになります。そのため、メーカー系ディーラーは一人1社のみの受験となります。
車は自社製品を選ぶ
同じくメーカー系ディーラーでは、就職後にマイカーを購入する際はそのメーカーの製品を選ぶことになります。
就職活動では事前にスケジュールについて把握をしておき、それに合わせた準備をしていくことが非常に大切です。東京自動車大学校では学生一人ひとりに対し、確実に自動車整備士として活躍できるよう、丁寧に就職活動のためのサポートを行っています。