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自動車整備士の志望動機はどんなことを書くべき?
履歴書を作成するとき、志望動機の欄になにをどう書くのかは最初の悩みどころではないでしょうか。自分がなぜ自動車整備士になりたいのか、その企業に入ってなにをやりたいのか、自分では分かっていても、採用担当者にどのように書けば伝わるのかと考えてしまうものです。今回は自動車整備士として就職する場合の、志望動機の書き方について解説しましょう。
志望動機に書くべき内容
履歴書の志望動機には、なにを書くべきなのかをまず考えます。志望動機を考える際は次の2つについて整理しましょう。
なぜ興味を持ったか
あなたはなぜその会社に興味を持ったのでしょうか。ディーラーや、メーカー、整備工場などの会社のどこに魅力を感じたか、なるべく具体的に洗い出してみてください。企業説明や会社訪問などで感じたこと、刺激を受けたことなどを考えてみると、いくつか思うことが出てくるはずです。その中で優先順位を付けて、中でも特に強く感じていることを強調して伝えましょう。
どんなことをやりたいか
志望動機では自分がなにをやりたいかを伝えることも重要です。その会社でどんなことをやりたいのかを、自分に問いましょう。これまでに自動車整備士の専門学校で学んできた知識や技術、自分の志向や個性をどのように活かしたいかというビジョンを思い浮かべてください。それが志望する会社の特徴とどうマッチするのかを考えてみてください。
志望動機を書く上でのコツ
次に、上記で考えたことをどのように表現するかです。実際に志望動機を書くときは、次のことを意識しましょう。
その会社でなければいけない理由を入れる
抽象的な表現による志望動機は、どこの会社を受ける場合でも当てはまるような表現になりがちです。志望動機にはその会社でなければならない、その会社以外ではダメだという理由を組み入れてください。なぜ興味を持ったか、そこでどんなことをやりたいかをしっかりと考えれば、その会社ならではの理由が見つかるはずです。
嘘は書かない
高評価をされたいと思うあまり、嘘を書いてしまうのはいただけません。面接でそのことについて聞かれたときに必ずボロが出ます。志望動機の例文をネットなどで探して参考にしようとすると、ついコピー&ペーストをしてしまうこともあります。きれいな言葉を並べようとするよりは、自分の本当の気持ちや経験を、自分の言葉で書きましょう。
面接で答えられるようにする
上記とも通じることですが、志望動機は面接でも最も聞かれることの多い事項です。その場合、履歴書に書いていることとまったく同じ内容を話すのでは面接をされる意味がありません。履歴書の志望動機を補足する、あるいは付け加えて膨らませるような受け答えができるのが理想です。志望動機を考えた後は、面接で聞かれたらどのように答えるのかもシミュレーションしておきましょう。
履歴書に書く志望動機は必ず読まれるものです。また、面接で聞かれることでもあります。自分の気持ちを伝えるにはどんな内容、表現にすれば良いのか、じっくりと時間をかけて考えてみてください。もし不安になったら、自動車整備士の専門学校の進路課にいる担当者の人に読んでもらい、指導してもらいましょう。